新型コロナウイルスのワクチン用の冷凍庫が壊れて約1000回分のワクチンが使えなくなったそうです。
医療機関の職員が3月1日の朝冷凍庫内の温度を確認したところ27度にまで上昇していたそうです。
27度ってめちゃくちゃ上がってるじゃないですか。笑
外の気温よりもかなり高いんで冷やすどころか温めてしまってますね。笑
確かこのワクチンって超低温で保管しなきゃいけないんでマイナス50度とかで保管しなきゃいけないんじゃないですかね。
それが27度まで上がっちゃ流石に使い物にならないですよね。
で、今回冷凍庫が故障した原因は何なのか気になったので調べてみました。
故障原因
今回の冷凍庫の故障原因はまだ調査中とのことでわかっていません。
では考えられる原因はどのようなものがあるでしょうか。
おそらく人為的な原因と機械的な原因があると思います。
冷凍庫故障 ワクチン1000回分廃棄
貴重なワクチンがもったいない。
冷凍庫故障が原因なら、冷凍庫製造メーカーへの損害賠償請求が可能ではないのか。— 憂いのロビンフッド (@55vEOqRx8DVU8R6) March 1, 2021
人為的原因
まずは冷凍庫のドアが閉まりきっていなかった可能性です。
これはちょっと考えにくいんですがやっぱり冷凍庫のドアが開いてるとそこから外気が入り込み庫内の温度は上昇しますよね。
これは人為的なミスによるものです。
ただ今はまだ寒いので外気が入ってきただけで27度にまで上がるとは考えづらいですね。
次に冷凍庫内に設置してある冷却装置に霜がついてしまい冷却機能が落ちてしまった可能性も考えられます。
これはドアの開け閉めの際に外気が入り込むことにより霜がついてしまい起こることです。
ただこれも27度まで上がる原因としては考えにくいですよね。
あとは温度設定を間違えてしまった可能性です。
これは完全に人為的ミスなんですが、そもそも超低温の冷凍庫で27度にする設定なんてあるんでしょうか。
おそらく冷凍庫なので冷凍機能しか備えてないと思うんですよね。
だからこれも考えづらいですね。
機械的原因
最後に冷凍庫の部品の故障です。
冷凍庫そのものが壊れてしまい冷却機能が失われ、何らかの理由で上昇してしまったということです。
おそらくこれが一番可能性があるんじゃないでしょうか。
冷凍庫は電気で動いているのでおそらく冷却機能が失われると徐々に温かくなると思うんですよね。
電気の力で熱くなってこのような事態になったと個人的には思います。
壊れたメーカーは?
では今回壊れた冷凍庫のメーカーはどこのなのでしょうか。
ワクチン用の冷凍庫を製造しているメーカーは4社あります。
PHCホールディングス(HD)、EBAC(東京都目黒区)、日本フリーザー(東京都文京区)、カノウ冷機(相模原市南区)の4社です。
この中に壊れた冷凍庫を作ったメーカーがあるんですが、どこなのでしょうか。
これに関してはまだわかっていません。
ただ、この4社の中で温度を記録できる冷凍庫を作っているのはEBAC社だけです。
記事では「記録を確認すると2月26日午後11時すぎから次第に上昇していた。」とあります。
温度の記録を取れる冷凍庫だったと思われます。
なのでこの冷凍庫は温度記録装置を備えたEBAC社の冷凍庫なのではないでしょうか。
超低温冷凍庫 各地の病院に 17日にもワクチン先行接種 | FNNプライムオンライン https://t.co/nxS9Zc7zx3
この映像のダンボールには「EBAC」と書かれてるね。
EBAC社製の冷凍庫らしい…ふむ— さるたろ (@super_sarutaro) February 5, 2021
まとめ
今回の冷凍庫の故障により貴重なワクチンが1000回分も無駄になってしまいました。
現在ワクチンは世界で取り合いになっているという報道も聞いたことがあります。
今後このようなことが起きないよう原因を明らかにしてほしいですね。
追記:今回の故障の原因は電力不足によるものだそうです。
二口あるコンセントに今回の冷凍庫と別の冷蔵庫をつないでいたらしいんですけど容量の大きいもの同士なので電気の供給量が足らずに温度が上がってしまったそうです。
なので機械の故障ではないという結論が出されました。
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