只今メジャーリーグでは大谷翔平選手が大活躍してますね!
メジャーで二刀流を続けるだけでもすごいんですけど、ピッチャーとしてもバッターとしても成績を残していることがすごいです。
その中でもホームラン数が圧倒的です。
現在ホームラン数メジャートップの43本打っています。(9月10日現在)
これまで日本人でメジャーリーグで一番ホームランを打った選手は松井秀喜選手の31本塁打です。(2004年)
すでにその記録を13本も更新しています。笑
本当に日本人初のメジャーリーグホームラン王を取っちゃうかもしれません。
ただ、最近の大谷選手は以前と比べるとホームランのペースが落ちてきました。
一節にはオールスターゲームに出場したことが原因ではないかとも言われています。
一時は独走状態だったホームラン数も2位との差が1本にまで迫ってきています。
そこで、大谷選手の今シーズンのこれまでのホームラン数をグラフで表してみました。
一体どこで失速したのか、どこで差を詰められたのか。
ホームラン王争いをしているサルバドール・ペレス選手とブラジーミル・ゲレーロjr.選手との比較もしてみました。
大谷選手のホームラン数グラフ
こちらが今シーズンの大谷選手のホームラン数のグラフです。
見て分かる通り7月、8月、9月とどんどんペースが落ちています。
数字で表した表がこちらです。
大谷選手 | ホームラン数 |
4月 | 7本 |
5月 | 8本 |
6月 | 13本 |
7月 | 9本 |
8月 | 5本 |
9月(10日現在) | 1本 |
9月はまだ10日しかたってないんですが、それでも10日で1本ということは月3本ペースです。
先程のグラフを見てもわかる通り7月以降のペースが急激にダウンしています。
7月といえば14日にオールスターゲームが開催されました。
それから打てなくなったというのはあながち間違いではなさそうです。
ちなみにオールスターゲームが始まる前までに打ったホームラン数が33本です。
そしてオールスターゲームの後に大谷選手が打ったホームラン数は10本です。
単純計算でオールスター前の83試合で33本塁打=.397(3割9分7厘)、オールスター後の49試合で10本塁打=.204(2割0分4厘)ということでかなり打率が落ちています。
僕は野球に全く詳しくないんで、なんでオールスター後にこんなに調子が悪くなったのかわかりませんが、こんな呪いもあるみたいです。
なぜ、大谷翔平は代打で起用されなかったのか。打席に立つことなく、2位に1本差まで詰め寄られる(宇根夏樹)#Yahooニュースhttps://t.co/W5waDa68J7
大谷君はホームラン競争(オールスター)に出た選手は後半活躍できないの呪いと、審番団の嫌がらせに打撃フオースが崩れた。
今期は立ち直れるか?— GEJI(韓ドラ、スポーツ大好き) (@GEJI55247302) September 9, 2021
まぁあとは単純に警戒されてきたのと、大谷対策を各球団がやってきたから以前よりも厳しくマークされてるんじゃないでしょうか。
2位ペレス、3位ゲレーロJr.との比較
では次にホームラン数2位のサルバドール・ペレス選手と同2位のブラジーミル・ゲレーロjr.選手との比較をしてみましょう。
まずは3人の累計ホームラン数のグラフです。
前半戦は大谷選手とゲレーロJr.選手の争いが続きましたが、8月に入ってペレス選手がその争いに加わり、9月にはゲレーロJr.選手と並び42本まで伸ばしてきました。
大谷選手とは対象的にペレス選手はオールスター後に調子を上げている印象です。
7月には11本の差があった両者ですが、9月には1本にまで差が縮まっています。
ペレス選手のホームラン数を数字で表した表がこちらです。
ペレス選手 | ホームラン数 |
4月 | 5本 |
5月 | 5本 |
6月 | 8本 |
7月 | 8本 |
8月 | 12本 |
9月(10日現在) | 4本 |
注目すべきは8月、9月です。
8月は12本と大谷選手の6月に出した13本塁打に迫る数字です。
そして9月は10日までしか経っていませんがすでに4本打っています。
単純計算で月12本ペースです。
大谷選手とのペースの差は明らかですね。かなり上げてきてます。
グラフで見ても8月のペレス選手は他選手を圧倒しています。(9月は10日までしか経っていないので省略)
ちなみにゲレーロJr.選手も9月は4本ホームランを打っています。
ゲレーロJr.選手 | ホームラン数 |
4月 | 7 |
5月 | 9 |
6月 | 10 |
7月 | 7 |
8月 | 5 |
9月(10日現在) | 4 |
ゲレーロJr.選手も前半ほどの勢いはありませんが、大谷選手ほどのブレーキもありません。
9月はすでに4本打ってますし、このまま行けば月12本ペースです。
まとめ
これまでの大谷選手のホームラン数の推移をグラフで見てきましたが、かなりペースダウンした印象です。
正直このままでは日本人初のメジャーリーグ本塁打王は厳しいのではないでしょうか。
もちろん大谷選手には期待していますし、ホームラン王を絶対取ってほしいと思います。
ただ、ペレス選手の勢いが半端じゃないんでこのまま行けば抜かれるのは時間の問題です。
更に大谷選手はピッチャーとしても登板しているので、これから更に厳しい戦いは続きます。
レギュラーシーズンは10月4日までです。
最後に笑うのは一体誰なのか。
残り約20試合です。
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